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DATE: CATEGORY:日記、その他
 某黒衣の医師の住むような断崖絶壁の上に立つ博士の住まい。博士はその天才的頭脳で世界を左右するとまで言われた科学者で、ドクター○○山の○谷博士とサイボーグ○○○の博士を足して2で割ったような人物。自らの夢を叶えるべく身をサイボーグ化し、自らの研究に明け暮れる毎日を過ごしていた。
 博士は天下に二人といないアンドロイドの権威で、各国家の軍隊から地下の秘密結社まで、善悪関係なく自分の気に入った仕事だったら何でも受け持っていた。当然それだけの地位に居ると博士の身辺は危険である。ゆえに自らのボディガードとして美人秘書のアンドロイドを作り、周囲の世話をさせていた。

 ある夕暮れ時、研究の合間の一休みを夕日の落ちる海を見ながらしている博士。
お気に入りのイスは博士を座らせながらゆったりと揺れている。
一日世界を見つめていた太陽が、身を休ませる為に寝床に就くような風景だ。
そんな風景を見ながら博士は、美人秘書にこうつぶやいた。

「わしの夢はだなぁ、宇宙の星々を訪ねる旅をしたいのじゃよ」
「あら、博士とは何年もご一緒ですが、それは初耳ですわ」
「普段はこんな事を言わないのだが今日は気分がいいからな、思わず自分の夢を語ってしまったんじゃ」
「でしたら博士の夢、今叶えて差し上げますわ」

秘書がそう言って、指をパチン!と鳴らすと、

「おわ!!」

博士の座っていたイスに突然ベルトが博士の身体を拘束、突然の事で博士は身動きできず動揺する!!

「なんじゃ!なんじゃ!うお!!」

イスが後ろに倒れたかと思うと、すでに後ろの床は開いて地底に続くレールが敷かれていた。倒れると同時に博士の頭を先頭に猛スピードで落ちていく。
博士が緊急時に備えた脱出用通路であるが、気が動転していて忘れてしまっていた。

「うわああああああああ!!!!」

奈落に落ちていくような感覚を覚えた頃、拘束(高速?)イスはゆっくり止まり起き上がった。

「こ・・・ここは!?」

真っ暗で視界が確保できない。だが、緊急用の脱出装置はこんなに長かったか?

「しまった・・・目にライトを仕込んでなかったわい。」

それを考えたと同時に外で物凄い噴射音がする。もちろん来る振動から博士の入っているこの部屋の音だ。

「博士の夢を叶える旅の始まりですわ」

聞き覚えのある声が博士の近くからする。すると照明がパッと付き、横を振り返ると先ほどの秘書が同じ拘束イスに座って同席している。

「ば・・・ばかも~~~ん!!ワシの夢は数百年後の話じゃ!今ではないわい!!研究がまだ山ほど残っておるわ!!引き返すのじゃ!!」

こんな会話をする内にもう地球の大気圏を越えて、宇宙の真空の中に飛びだっていた。

「でしたら趣向を変えましてこう致しましょう」

秘書が手元にあるイスのボタンを押すと、二人の足元の床が急に開いた。

「こ・・今度はなんじゃ!?」

落下しながら隣に一緒に落下している秘書は淡々と話す。

「今、アンドロイド界で流行しております大気圏ダイビングですわ。たまにはこうして気分転換も必要だと思い用意しておきましたわ」
「確かにワシらは機械だから大丈夫じゃが・・・・服が摩擦で焼ける!!あぢいいいい!!!」

アンドロイドは温度感知センサーを取り付けなければ熱さを感じないが、人間から改造した博士は熱いと感じる人間そのものの感覚は残していた。また博士も耐熱仕様になっていて、身体に支障はないが、やはり熱いようだ。

「それにしても大気圏から見る地球もなかなかですわね、博士」
「ワシャそれどころではない!服まで焼けてしまって、素っ裸になってしまったぞ!!」
大事な所を隠しながら博士は叫んだ。

「今座っておりますイスには安全着陸保証された逆噴射機能付きパラシューターですので、ご心配は無用ですわ」
「あほー!いくら博士と秘書の関係とは言え、裸で空から一緒に降ってくるのは世間体考えると不味いんじゃ!!」
どうやら博士はまた気が動転してしまわれたようだ。秘書はそれをなだめるようにニッコリと笑顔を向けていた。
二人がそんなやり取りをしている内に大気圏はすでに抜け、成層圏にまで入っていた。すでに日が暮れて地上では地上の明かりが陸と海をはっきりと区別させていた。摩擦で二人は光を発しながら落下しているのである。

「あ、流れ星だ。お願い事言わないと!」
地上では夢見る少年少女が落下する二人の姿を見ていた。まさかアンドロイドの権威が自らのアンドロイドと共に、地上に向けて落下しているとは想像できなかっただろう。

「みんなが幸せでありますように・・・」
もしかしたら戦争とかに関わっているかも知れない博士に世界平和を祈られている。
偶然とは言えなんとも皮肉な事か。

             博士と美人秘書  ~ Fin ~



・・・実はこの日みた夢であったりします。確かにこの博士が電人ザボーガーに出てくる悪之宮博士を彷彿させたりしますな。ミスボーグっていうボディガード兼秘書ロボットもおるし。
なお、夢の中で見た訳の分からない内容にちょっと着色しただけなので、ツッコミ所満載なのはお目こぼしを(笑
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